清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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Author:清輝楼主人
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きざはし会展 柴田良三先生
柴田良三(しばた りょうぞう)先生(磁)
1952年 京都市に生まれる
1978年 京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了
1979年 出石磁器トリエンナーレ佳作賞
1997年 京都美術工芸展優秀賞
1999年 京都工芸美術作家協会京都府知事賞
2002年 染付公募展瀬戸染付奨励賞
2005年 現代美術展‘2005’渋谷和子・柴田良三2人展(守山市民ホール)
2005年 文化庁海外研修員(アメリカミシガン大学)
2006年 オーストラリア・アーティスト・イン・レジデンス(キャンベラ)
2008年 京都工芸ビエンナーレ招待出品
日本工芸会正会員・京都工芸美術作家協会会員
今回は柴田先生に何故、この道に入られたのかを伺ってみました。
「京都市立芸大の工芸コースに入学すると、まず染織・木工・陶芸の3コースの基礎を学びます。その後専門の分野に進むのですが、自分は陶芸コースに進みました。何故そうしたのかと、今振返ってみれば、陶磁器の先生が大変人間的に魅力のある方だったことと、今ひとつは一緒に「釜をつくる」という作業が団体競技のスポーツのような感覚があって、そこに大変惹かれていったことがきっかけだったと思います。」とお話し下さいました。
柴田先生のご実家は友禅染めの染屋さんだそうです。なので子供の頃から染めの世界が当たり前の環境だったのですが、染織に進まず先生は陶磁器の道に進まれました。先生曰くは「自分は職業は何かと言われれば、陶芸家になるわけですが感覚としては、染め物をやっている感覚の方が強いのです。例えていうなら布のかわりに磁器があり、それに染め付けをしているような感覚でしょうか」と言われます。
今回は画像に掲載していませんが、波が打つような形の作品を先生は得意とされています。陶磁器の世界では珍しいスタイルなのですが、これは実はハンモックで吊り下げてされるという独自の技法を使われます。このスタイルが実は、ご実家の友禅染の原風景が、陶磁器に投影されていったのだろうと、先生は振り返られます。
「陶磁器に染め物をしている」というお話しが大変印象的であり、先生の原点をかいま見させていただいたような気がします。
今回出展の作品はデザインを新たにされたものです。「ずっと暖めていたものを今回は形にしました。」と言われますが、常に昨日までの自分を超える努力をなさっている姿は作家魂ここにみたり、ですね。
「大鉢」
「花瓶」
「花瓶」
「菓子鉢」
奥が「香炉」
手前が「蓋物」
「茶碗」
「注器」
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【2009/11/01 15:27】
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