清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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きざはし会展 細見巧先生
細見 巧(ほそみ たくみ) 先生 (織)

1952年 兵庫県に生まれる
1977年 京都市立芸術大学卒業
1993年 日本工芸会正会員に認定される
1997年 日本伝統工芸染織展にて東京都教育委員会賞を受賞
1999年 日本伝統工芸染織展にて文化庁長官賞を受賞
2001年 日本伝統工芸染織展にて北國新聞社賞を受賞
      銀座和光にて「うすはたの会」展出品
2005年 イギリスロンドンにて「うすはたの会」出品
      日本工芸会正会員 京都工芸美術作家協会会員

P1030590.jpg

綴れ織り「集」

単刀直入に、綴れ織りってわかりやすく言うとどんなものですか?と先生にお尋ねしました。
横糸のことを緯糸(ぬきいと)と言い、緯糸(ぬきいと)が縦糸をくるむようにして織り、その緯糸(ぬきいと)で表現するのが綴れ織りの特徴だそうです。ですから糸で織り込んでいても絵画的なことが表現できるのだそうです。不思議ですね。

遠目から見るとまるで模様が画かれているように見えますが・・・

P1030591.jpg

近づいてみると別のデザインのように見えます!たくさんの緯糸(ぬきいと)が織り込まれているのがわかりますね。白くなっている部分は途中で織り返しているのだそうです。織りってなんだかおもしろいですね。

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綴れ織り「あさもや」

水面で美しくゆらいでいるようなイメージのものです。綴れ織りは絵画的な表現ができると言われましたが、まさにそんな感じです。

P1030594.jpg

さっきと同じように近づいて見ますと・・・ハツリ目と言って織り返している部分に穴が開いてしまうのですが、そのハツリ目が全く分らないですね。ということはそれだけ上手に織られているということなのです。
綴れ織りは遠くから見るのと、近づいて見るのとでは、違う印象があるのが興味深いです。
奥が深い!

P1030595-2.jpg

細見先生は日本画を高校生の頃から学んでこられました。私も大変関心があるのでいろいろとお話しを伺うのですが、江戸時代の京絵師の流れをくむようなお話しが聞けてとても楽しいです。京絵師のDNAはここにも受け継がれていますね。
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