清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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きざはし会展 加藤忠雄先生
加藤忠雄(かとう ただお)先生(金工)

1939年 京都市に生まれる
1964年 京都府工芸美術展出品(受賞8回・京都府買上6回)
1965年 京都市美術展出品(受賞4回・審査員4回)
1967年 日展出品(入選13回・外務省買上)
1976年 京都府より海外研修として欧州へ派遣される
1980年 日本新工芸展出品(受賞3回)
1985年 京都の現代作家15人展出品
1988年 京都府文化博物館の壁面装飾を制作
1991年 現代京都の美術・工芸展出品
1993年 日本伝統工芸展出品 近畿展出品(受賞3回)
2002年 加藤忠雄金工三代展(茨木市主催)
      日本工芸会正会員・京都工芸美術作家協会理事


 金工には大きく分けて、彫金(ちょうきん)・鍛金(たんきん)・鋳金(ちゅうきん)とありますが、加藤先生は彫金と鍛金がご専門です。

先生は去年のきざはし会展の後、平成20年11月17日~12月6日まで、フランス パリで「工芸京都の精華展」として展覧会をされました。(日仏交流150周年記念、京都・パリ友情盟約都市提携調印50周年記念、主催:工芸京都)そのお話を伺うと、ヨーロッパには甲冑などの技術はあっても彫金の技術はなく、フランスの皆さんも先生の作品にびっくりされていたそうです。フランスでは違う文化でも皆さん熱心に鑑賞されていたそうです。

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花挿「蝶文花挿」

銅の作品ですが、ボディは銀メッキがしてあります。これは杉の葉などの枯葉で炙るのだそうです。取っ手の赤い部分は硫酸銅・緑しょう・みょうばん・梅酢などを混ぜて煮るそうですが、何故かそこに大根おろしを入れるのが昔ながらの技法だそうで、大根おろしを入れるとアラ不思議、いろんな色に変わっていくそうです。

彫金作品は鑑賞用にされる方が多いですが、先生は是非実際に使ってほしいということで、この花挿しを作られました。先生がお好きな山野草をいれてはいかがでしょう。

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香炉「純銀羽文香炉」

これは大きな銀の板をたたき上げるのですが、3~4日かかってこのようなつぼ状になるそうです。
表面の飾りをするためには、松やに・地の子(砂)などをいれて、肉をつけていく技法です。

実際に中を見せていただきましたが一枚の板からこんな美しい物が出来上がるなんて信じられないです。人間の技術というものは素晴らしいですね。

昨年は香炉などが中心でしたが、今年は花挿しなどを多く展示していただきました。

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花挿「双波花挿」

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置物「「かとれや文置物」

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