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清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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10/27~11/4「きざはし会展」上原晴子先生
上原晴子(うえはら はるこ)先生(織)

1948年 京都市に生まれる
1984年 日本染織学園研究科卒業
1993年 ’93美術選抜展選出
1996年 京展 日本経済新聞社賞
1997年 ’97京都美術工芸展 優秀賞
2001年 日本伝統工芸近畿展
      京都府教育委員会教育長賞
      京都市芸術文化協会賞
      「京都の工芸 in エディンバラ展」選出
2005年 京都工芸美術作家協会展 知事賞
2006年 日本伝統工芸染織展 文化庁長官賞
      日本工芸会正会員・京都工芸美術作家協会会員

 先生は昨年、清輝楼にて近藤知子先生と二人展をしていただき、今回のきざはし会展の端緒を開いていただきました。先生の得意とされるのは「たてよこ絣(かすり)」という技法です。作品「南都の秋」(2枚目の写真)は2006年秋に東大寺二月堂で個展をした折りに、いつも2本の大きな素晴らしいイチョウの木を眺められていて、それを表現したいという思いが結実したものです。イチョウのイメージにあたる黄色はクチナシの実、ザクロの果皮、近江カリヤスなどで糸を染色して、それを織り上げました。近くで見ると薄い黄、濃い黄を交互にしてぼかす技術が施してあります。

 作品「春のきざし」(3枚目の写真)は縦のラインが春の光を表現しており、エル字型のデザインは何と五段階の絣で丁寧に仕上げられています。春の象徴たる黄色のデザインには縦には赤糸が、横には黄糸が織られていて見事な色の調和をなしています。

 先生は自分の人生を見つめ直すために日本染織学園に行かれましたが、そこで植物染色に出会い、大いに感動されたことが、その後運命を決定づけたとお話されています。そしてさらに研究を深めるために植物染色(草木染め)の大家たる上村六郎先生に師事されました。

 上原先生は今回のきざはし会展開催にあたり、特に若い世代へのメッセージをもっておられます。「日本の生地は世界的に見て大変素晴らしい。このことを若い人の手で世界に伝えていただければ。。。もし迷っている方があればこの展覧会を見て光明を得て下さい。」と。
 丹後地域は丹後ちりめんという素晴らしい生地の産地ですので、我々はこの素晴らしさや、日本の素晴らしさを次世代に伝えていかなければなりませんね。


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