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清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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10/27~11/4「きざはし会展」宮入映先生
宮入 映(みやいり えい)先生(織)

1960年 長野県坂城町に生まれる
1991年 山根正平氏に師事紬織を学ぶ
1994年 京都市で染色・織物組織を学ぶ
2004年 日本伝統工芸展初入選
2006年 日本伝統工芸近畿展初入選
2008年 日本伝統工芸染織展初入選
      日本工芸会準会員

 先生は組織織り(縦糸と横糸との調整でデザインを生み出す技法)を得意とされています。紋様、特に織りでしか出せない糸の動きにこだわってらっしゃいます。「はたごしらえ」というそうですが、織り出す前に糸の動きを決めてやる作業が一番時間がかかり、それが決まれば一気に織り上げます。デザインを決めるのに2~3週間、織りに1週間ほどかかるとのこと。

 先生と一緒に写っている作品は「花逍遥」というタイトル。花吹雪の中を散策するイメージですが、よく見ると細かな紋様が浮き上がるように織り上げられています。また光に照らしてみるとまるで結晶のように見える紋様は花吹雪が風に舞っているようです。これらの特徴も組織織りの特徴なのだそうです。「はたごしらえ」の説明を先生は「あなたはこういう動きをするように、あなたはこういう動きをするように、。。。」と、まるで糸を子供の様に愛おしそうにお話しされるのが印象的でした。


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