清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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きざはし会展 岡 弘美 先生
毎年、作家さんの紹介をさせていただいているので、今回もご紹介します。

人形を創作されている、岡弘美先生です。

岡先生は、ご自身の生きがいとして「何かモノをつくることしたい!」と七宝焼きや彫金などを経て創作人形に出会われました。創作人形の世界は火や硫酸を使わず、粘土・紙・布などやさしい女性的な素材を使うということと、自分の中にある「こうありたい」と思う世界を表現するには創作人形が最適だと思われて、この道に進まれました。


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技法的には、基本の部分では伝統的な技法を使いますが、仕上げの部分は自分流でその時、その時の表現に最適な技法を使われます。



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①の人形を例にしてみますと、これは粘土の上に紙を貼って形を作ります。その上からオガクズを糊で練ったもの(これを桐塑「とうそ」と言います)を付けて成形します。どこかのタイミングで芯の粘土は取り除きます。桐塑が乾いた後に、胡粉を塗ります。

成形ができた後、着色をしますが驚くことにこの①の人形の色は塗ったのではなく、染めた和紙をちぎって絵のように描かれているのです。その御苦労や何たることか!

特別に人形を持たせていただきましたら、重厚そうに見える人形が軽いので驚きました!重さの目安は人形と同じ大きさの桐の木一本分くらいの重さにされるのだそうです。

岡先生が人形づくりに心がけておられることは「ゆったり・ゆたかな・あたたかい・・・」という印象を表現することで、スリムすぎるのではなく、ゆったり感のある人形を作られるのです。

ご本人も創作された人形のようにあたたかい雰囲気を醸し出す作家さんです。

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