清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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ネイチャーガイドによる「天橋立 花めぐり」
夜はなしの会「丹の風(にのかぜ)」では昨日5月30日の夜にお話があり、今日はその体験ということで、ネイチャーガイドの赤松富子先生の案内で天橋立周辺の「花めぐり」をしました。地元の私も知らないことばかり教えていただき、とても楽しかったです。

先生曰く「普通、植物観察だと山にわけ入っていかなければならないところを、天橋立では手軽に、しかも安全に楽しむことができる、良いスポットです。」とお話されていました。確かに今日は親子連れの参加が多かったですが、短時間でゆっくり楽しむことができました。みなさんにも是非おすすめします。


智恩寺さんにある、三本にわかれている松葉。お金が貯まったり、智恵がつく松葉として珍重されています。

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皆さんが手にされているのは「散策ガイド 天橋立花めぐり」の冊子です。上手に天橋立周辺の草花がまとめられています。

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顕微鏡で20倍にしてみると不思議な世界が!

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天橋立で多くの人々に愛されている「ハマナス」の花

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子供さん達も楽しそうです。実は足元には「ハマヒルガオ」が群生しているのが分りますか?

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私も今回びっくりしましたが、砂浜一帯に「ハマヒルガオ」が咲き誇っていて、とても素晴らしいです。今が最盛期です。

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その他まだまだたくさんありますが、時間の関係で今日はおしまいです。天橋立の草花を是非散策して下さいね。

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籠神社2500年紀 浅野温子「日本神話への誘い」
宮津祭が明けた5月16日は元伊勢 籠神社において「御神域整備事業竣工記念行事」が行われました。これは約10年をかけて行われた境内一帯の整備が整ったのと、籠神社が2500年紀を迎えるということで、大変盛大な式典が催されました。

中でも女優の浅野温子さんによる神話の語り聞かせ「日本神話への誘い」は雨が降る中でも1300名ほど集まり素晴らしかったです。写真撮影が禁止なので、終了後の風景しかお見せできませんが、浅野温子さんの真に迫る神話の語りは、本当に神様がお話しされているようで畏れを感じて身震いがしました。全国の神社でも開催されているようですので、お近くで開催された場合は是非ご参加下さい。

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5月15日宮津祭の様子
当日は晴天に恵まれ、5月15日は宮津祭が盛大に執り行われました。

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宮津祭(5/14・15)に是非お越し下さい!
5月14日・15日には宮津の春の最大の神事、「宮津祭」が行われます。
5月15日(金)は本日(ほんび)で朝から太鼓や御神楽が町中を清めて練り歩き、12時には大神輿が出門します。20時頃から行われる宮入はクライマックスを迎え熱気は最高潮に達します。
和貴宮神社(清輝楼から徒歩5分)、山王宮日吉神社(清輝楼から徒歩10分)に是非お越し下さい!

本来江戸時代初期の頃は、山王宮日吉神社の祭礼、山王祭(4月の二の申の日)が「国祭」と称され宮津城下最大のお祭りだったそうです。そのころの様子が佐藤正持の手による巻物によって現在も伝えられていますが、その祭礼の最も大きな特徴は祭礼行列が城内へ入り、藩主がこれを見物する点にあるようです。各地区から「山」「鉾」「神楽」「太鼓」「神輿」などがだされ、それはそれはにぎやかな様子が佐藤正持の絵から読み取れます。
文政十二年(1829)に同じ城下町にある分宮の祭礼(9月11日)に神輿を出すことが認められます。それ以降新暦になった後も、春の山王祭と秋の分宮祭礼と宮津では2回お祭りがあったのですが、戦後統一され、5月15日には二つの神社からそれぞれ御神輿・神楽・太鼓がでるという町中が祭でうめつくされる、大変賑やかな日となりました。

今日は町内曳きといって、その宵々宮にあたるものが行われています。

5/13は朝から和貴宮神社にて準備が行われています。

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小さな子供は屋台に乗せてもらって嬉しそう!

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家の軒から軒へ移動する時には「道中太鼓」で移動します。この太鼓のリズムの早さが車でいうアクセルみたいなものでしょうか。

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かわいい子ども達が練習の成果を披露する「浮太鼓」

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準備が整った和貴宮神社

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5月15日12時に出門~20時に宮入する大神輿。優に1.5トンくらいでしょうか。私は今年はこれを担ぐ当番です。

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御神楽も出ます。この町内は子供さんまでが笛を吹いていてすごいです。なかなか出来ないことですよ。

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国宝 海部氏系図 公開!
今、丹後郷土資料館(清輝楼から車で15分)にて「籠神社の至宝」展を開催中です。4/21~5/31 9時~4時30分まで

なかでも是非見て頂きたいのが、国宝「海部氏系図」(5/20までは本物、~5/31は複製)、「息津鏡(おきつかがみ)」、「辺津鏡(へつかがみ)」(5/13~5/17)です。

国宝海部氏系図は端的にまとめますと、

①日本最古の系図である。

②本系図には海部(あまべ)氏(籠神社の宮司家)の始祖 彦火明命(ひこほあかりのみこと)から直系の子孫のみ記載されている。

③その本系図には「丹後国印」が押されており、この系図の正統性を丹後国庁を通じて大和朝廷が公認していたという歴史的事実。

④彦火明命(ひこほあかりのみこと)はニニギノミコトと、古事記では兄弟、日本書紀では親子とされており、天照大神→アメノオシホミミノミコト→ニニギノミコト→その三世孫が神武天皇である。つまり海部氏は天皇家と親戚となるという事実。

⑤勘注系図(本系図の解説をした系図)には様々な古代秘史が掲載されており、天孫降臨の「丹波降臨説」が明記されている。

⑥戦前までは心ない世間の圧力をおそれ、宮司家に長らく秘伝されていたものを、決意されて公開するやいなや即時に国宝に指定された。

また息津鏡(おきつかがみ)、辺津鏡(へつかがみ)については

①考古学的に地中から発掘されたものではなく、籠神社に代々伝わってきたもの。人伝えは大変珍しく貴重。

②古代鏡の権威 樋口隆康氏の鑑定では中国製で前漢時代(弥生時代中期 約2000年前)のもの。

③前述の勘注系図には「天祖(あまつみおや)のみしるしであるご神宝で、息津鏡、辺津鏡」という名前がしっかり記載されている。

④また古事記の応神天皇の段にも「息津鏡、辺津鏡」のことが記されている、大変由緒のある鏡。

このように書きだせばどんどん長くなってしまいますが、何十年に一度しか見られない大変貴重なものなので、是非ご覧下さい。

今回の特別展は籠神社 神幸2500年紀の記念事業で、5/16(土)には記念式典や浅野温子さんによる神話の語り舞台が催されます。