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清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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「きざはし会展」絞り染めワークショップ盛況!
今日10月31日は午後2時~午後4時30分まで、足立昌澄先生と伊藤愛一郎先生による絞り染めのワークショップがありました。

まずデザインを決め、下絵を描きます。

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糸を入れて絞りを作り出します。ここがポイント!きれいですね!

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好きな色につけ染めをします。

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ことこと煮込んで。。。

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できたかな?

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アイロンで伸ばすか、そのまましぼを生かすか、お好みです。

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自分だけの絞り染めができた!!みなさんとってもうれしそうです!!

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足立昌澄先生、伊藤愛一郎先生ありがとうございました!

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10/27~11/4「きざはし会展」伊藤愛一郎先生
伊藤愛一郎(いとう あいいちろう)先生(染)

1957年 名古屋に生まれる
1979年 名古屋工業大学卒業
      京都にて日本工芸会正会員染色作家山科春宣に入門 染色一般を修行
1984年 第13回日本工芸会近畿支部展(現日本伝統工芸近畿展)初入選
1988年 独立自営
1993年 第40回日本伝統工芸展初入選
2004年 日本工芸会正会員認定される
      日本工芸会正会員・京都工芸美術作家協会会員


 伊藤先生は、生きている自然の息吹を感じて、その自然に生きているものの力を借りて物作りをしている。大自然から先生自身が受けたものを、作品を通して皆さんに感じて頂ければうれしい、とお話され、花や魚の瞬間的な動きを表現されることを得意とされています。

 作品「廻遊」(2枚目の写真)はその先生の信条のとおり、自然界の瞬間を捉えた作品です。魚の群れが一斉に方向転換をしている瞬間を写した美しいらせんを描いています。これは糸目友禅の技法です。先生自身はこの作品をつくっているときはとても楽しくつくることができたとお話されていますが、まさにその自然界の瞬間を捉えた喜びが生き生きと伝わってきます。楽しくつくったものは、見ている人にも楽しさが伝わると言われますが、不思議にそういう印象を受けます。

 作品「春風」(3枚目の写真)は糸目友禅の作品です。菜の花の穂先に着目をして頂ければと思います。紫の部分には「蝋吹雪」の技法が使われています。

 伊藤先生は親戚に友禅作家が数名おられたこともあり、子供の頃からこういった世界には慣れ親しんでおられたそうですが、大学卒業後に決意をされて山科春宣先生に師事され、作家活動に入られました。今日は絞り染めのワークショップを担当して頂きましたが、大盛況で皆さん喜んで帰られました。


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10/27~11/4「きざはし会展」足立真実先生
足立真実(あだち まみ)先生(織)

1967年 京都市生まれ
1990年 京都精華大学染織科卒業
1994年 紬織作家・村上良子師に学ぶ
2002年 日本伝統工芸展近畿展「日本工芸会賞」受賞
2002年 草木染ビエンナーレ・in・あいち「準大賞」受賞
2003年 日本つむぎ大賞新人賞「大賞新人賞」受賞
2004年 全国染織作品展「奨励賞」受賞
2005年 日本伝統工芸染織展
      「新人奨励賞・京都新聞社賞」受賞
2006年 日本伝統工芸展「新人奨励賞」受賞
2007年 Handwerk macht Mode(Munchen)
      日本工芸会準会員

 足立先生はバッハの音楽から作品のイメージを作り出すようにされています。作品「Recitativo-soprano」(2枚目の写真)と「Recitativo-tenor」(3枚目の写真)は4連作のうちの二つです。「Recitativo-soprano」は「独唱-ソプラノ」、「Recitativo-tenor」は「独唱-テノール」という意味でこの他「独唱-アルト」、「独唱-バス」とあるそうです。先生が得意とされるのは「たてよこ絣(かすり)」の技法で、この絣の繰り返しをどう表現するかが、魅力であり、おもしろさということです。
 「Recitativo-soprano」(「独唱-ソプラノ」)は春をイメージしてピンクは茜、水色は臭木、茶色は栗の渋皮で染め出されました。絣が2段・3段・5段と交互に左右対称になっているのが特徴です。一方「Recitativo-tenor」(「独唱-テノール」)は晩夏か初秋のイメージです。

 足立先生は村上良子先生に師事されました。現在は作家活動の一方、大学で教えておられますが、様々な技法を教えることで自分自身も大変勉強になっているとお話されていました。今の若い学生さん達が、着物をはじめ日本文化の素晴らしさを学んでくれれば、ということでした。



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