清輝楼日記:丹後半島宮津/天橋立の文人墨客の宿
京都府北部丹後半島・宮津/天橋立の老舗旅館清輝楼主人の徒然日記。元禄年間創業の宿は「小さなちいさな美術館」として文人墨客の作品を多数展示。歴史・まち歩き情報など丹後宮津/天橋立の魅力を紹介!
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「きざはし会展」ワークショップ大盛況!
10月26日(火)「陶芸講座」

抹茶碗、湯のみなどの磁器の素焼きに、呉須の顔料で濃淡を付けながら染め付けをします。

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簡単にそうに見えて、これがなかなか難しい!けど楽しい!

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12月頃に焼き上がります。お楽しみに!

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10月27日(水)七宝焼講座

美しい自分だけのアクセサリーを作りましょう!銅板の上に好きな模様を描き、七宝釉薬をのせて焼き、完成後は胸に付けて楽しく帰れます。

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素敵なのができました!

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10月28日(木)絵手紙講座

和紙のハガキに墨や顔彩でお好きな画題を描きます。個性的な絵手紙作りを楽しみましょう!

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画題がおいしそうです!

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子供にも丁寧に教えていただきました。

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描けるかな?

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皆さんの作品です。素敵ですね!

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10月29日(金)草木染講座

丹後産の絹のストールを染めましょう。「臭木-くさぎ」の実で美しい空色に染まります。

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この講座は毎年楽しみにしている方が多く、常連がおられます。

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空のような美しい色に仕上がりました!

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10月30日(土)絞り染講座

地元特産の丹後ちりめんの帯上げの生地に、お好きな文様を絞り染めします。今回は植物染料の茜を使い、茜色に染め上げます。

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白生地に絞りを入れていきます。ここが個性のだしどころ!
熱心な方は染めの濃淡を使い分けておられます。


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完成!フラッシュの加減がありますが、鮮やかな茜色です!

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「きざはし会展」新聞各紙に紹介される!
「きざはし会展」が新聞各紙の紹介されました!是非お越し下さい!!

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京都新聞の記事の詳細


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読売新聞の記事の詳細
きざはし会展 岡 弘美 先生
毎年、作家さんの紹介をさせていただいているので、今回もご紹介します。

人形を創作されている、岡弘美先生です。

岡先生は、ご自身の生きがいとして「何かモノをつくることしたい!」と七宝焼きや彫金などを経て創作人形に出会われました。創作人形の世界は火や硫酸を使わず、粘土・紙・布などやさしい女性的な素材を使うということと、自分の中にある「こうありたい」と思う世界を表現するには創作人形が最適だと思われて、この道に進まれました。


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技法的には、基本の部分では伝統的な技法を使いますが、仕上げの部分は自分流でその時、その時の表現に最適な技法を使われます。



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①の人形を例にしてみますと、これは粘土の上に紙を貼って形を作ります。その上からオガクズを糊で練ったもの(これを桐塑「とうそ」と言います)を付けて成形します。どこかのタイミングで芯の粘土は取り除きます。桐塑が乾いた後に、胡粉を塗ります。

成形ができた後、着色をしますが驚くことにこの①の人形の色は塗ったのではなく、染めた和紙をちぎって絵のように描かれているのです。その御苦労や何たることか!

特別に人形を持たせていただきましたら、重厚そうに見える人形が軽いので驚きました!重さの目安は人形と同じ大きさの桐の木一本分くらいの重さにされるのだそうです。

岡先生が人形づくりに心がけておられることは「ゆったり・ゆたかな・あたたかい・・・」という印象を表現することで、スリムすぎるのではなく、ゆったり感のある人形を作られるのです。

ご本人も創作された人形のようにあたたかい雰囲気を醸し出す作家さんです。

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「きざはし会展」開幕10/26(火)~10/31(日)
今年もいよいよ始まりました。清輝楼最大の展覧会「きざはし会展」!!

10月26日(火)~10月31日(日) 10時~17時です。
清輝楼3階大広間にて、入場無料ワークショップも連日開催されます。

■陶芸講座  抹茶碗、湯のみなどの磁器の素焼きに、コバルト成分を含んだ呉須の顔料で、濃淡を付けながら染め付けます。

日時  10月26日(火) 午後2:00~4:30

■七宝焼講座  美しい自分だけのアクセサリーを作りましょう。銅板の上に好きな模様を描き、七宝釉薬をのせて焼き、完成後は胸に付けて楽しく帰れます。  

日時  10月27日(水) 午後2:OO~4:30

■絵手紙講座   和紙のハガキに、墨や顔彩でお好きな画題を描いていただきます。個性的な絵手紙作りを楽しみましょう!

日時  10月28日(木) 午後2:OO~4:30

■草木染め講座   丹後産の絹のストールを染めましょう。「臭木-くさぎ」の実で美しい空色に染まります。

日時  10月29日(金)  午後2:00~4:30

■絞り染め講座   地元特産の丹後ちりめんの帯上げの生地に、お好きな文様を絞り染めします。今回は植物染料の茜を使い、茜色に染め上げます。

日時  10月30日(土)  午後1:00~4:30

いずれの講座も参加費は2,500円(材料費含む) 定員は先着10名程度です。






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上原晴子先生の織展 東大寺二月堂にて~4/25
清輝楼の「きざはし会」でいつもお世話になっている上原晴子先生の織展が4月20日(火)~4月25日(日)に奈良 東大寺 二月堂 北参籠所にて行なわれます。10時~16時。

先生の作品には東大寺のイチョウをイメージしたものがあると伺ったことがあります。是非お出かけ下さい。

織展のご案内

きざはし会展2009を終えて
平成21年10月27日(火)から11月1日(日)まで開催の「きざはし会展」を無事に終わりました。多くの皆さんにお越し頂いて本当にありがとうございました。

この「きざはし会展」の意義を私はこのように考えます。

①京都北部には上質な美術館が少なく、今回展示したような作品は普段目にすることが出来ないため、地域の皆さんの文化力向上に貢献している。

②期間中、作家さんが常駐しているため気軽に作品の手法などを尋ねることができる。今回は実現出来ませんでしたが各学校の生徒さんが見学するのには打って付けだと思います。作家さんとのふれあいは将来ある子ども達には有益なことだと思います。

③平成23年には国民文化祭が京都府で開催されます。言うなれば国体(国民体育大会)の文化祭版です。この「きざはし会展」も国民文化祭の後援をいただいています。2年後の展開が楽しみです。

④清輝楼は来年、登録文化財の認可が下りる予定です。この「小さなちいさな美術館」での開催にまた一つ付加価値をつけていただきます。先日、天橋立で丹後物狂の能が復曲上演されましたが、こういった取り組みが天橋立の世界遺産登録に大きな足がかりとなります。当地の歴史的文化を背景に「きざはし会展」を開催することも、世界遺産登録への契機になると考えます。

⑤文化文政年間(約200年前)以降、宮津には京絵師が多く逗留しました。その足跡として代表的な物が智源寺(清輝楼から徒歩10分)にある20人の京絵師による天井画です。これは流派を超えた合作で大変貴重なものです。このような歴史的事実も宮津市民の間でも一部の人しか知らないのが現状です。昨年、天橋立観光協会がその事実を市民に知らしめるべく「百花繚乱展」を開催しました。智源寺の京絵師の多くが清輝楼とつながりをもった方々でした。今回の「きざはし会展」で作家さんたちが宮津に逗留するのは、そういった京絵師の踏襲であり、宮津の歴史や文化風土に根差したものなのだと思います。

上記のように仰々しく書くと構えるかも知れませんが、モノをつくる方々と交わるのは本当に楽しいです。和気あいあいと作家さんとのふれあいができる「きざはし会展」に来年も是非お越し下さいね。

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清輝楼の財産である「画帳」に一筆いただきました。画帳とは簡単にいうとサイン帳のようなものですね。近衛家の秘宝展で勉強しましたが、平安時代からすでにこのスタイルが出来ていたようです。清輝楼には江戸時代からの文人達の足跡がこの画帳に遺されていますが、今画像にあるのはその平成版です。過去の文人達には書を遺す方、顔料を使って絵を画く方、はたまた宴席での即興の歌を遺す方(吉井勇はこのタイプ)といろいろあって大変興味深いです。今回先生方は大層な画を画くことを遠慮なさっていましたが、「きざはし会」の名前の由来である天橋立の画の下に署名していただきました。欠席のお二方の署名はありませんが全員で13名の作家さんの参加でした。

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七宝焼きワークショップ
今日11月1日は加藤忠雄先生・柴田良三先生・細見巧先生による七宝焼きのワークショップがありました。

みなさんが自分だけのアクセサリーをつくることができます。

最初に説明を聞きます。

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好きな形を選びます。

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たくさんの色がありますが、これをどう組み合わせるかが腕の見せ所。

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それぞれデザインしたものを焼いてもらいます。

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中は熱そうです。

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焼き上がりました。これがまた焼く前と後とでは印象が違うのです。

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完成!自分だけのアクセサリー!

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きざはし会展 柴田良三先生
柴田良三(しばた りょうぞう)先生(磁)

1952年 京都市に生まれる
1978年 京都市立芸術大学陶磁器専攻科修了
1979年 出石磁器トリエンナーレ佳作賞
1997年 京都美術工芸展優秀賞
1999年 京都工芸美術作家協会京都府知事賞
2002年 染付公募展瀬戸染付奨励賞
2005年 現代美術展‘2005’渋谷和子・柴田良三2人展(守山市民ホール)
2005年 文化庁海外研修員(アメリカミシガン大学)
2006年 オーストラリア・アーティスト・イン・レジデンス(キャンベラ)
2008年 京都工芸ビエンナーレ招待出品
      日本工芸会正会員・京都工芸美術作家協会会員


今回は柴田先生に何故、この道に入られたのかを伺ってみました。

「京都市立芸大の工芸コースに入学すると、まず染織・木工・陶芸の3コースの基礎を学びます。その後専門の分野に進むのですが、自分は陶芸コースに進みました。何故そうしたのかと、今振返ってみれば、陶磁器の先生が大変人間的に魅力のある方だったことと、今ひとつは一緒に「釜をつくる」という作業が団体競技のスポーツのような感覚があって、そこに大変惹かれていったことがきっかけだったと思います。」とお話し下さいました。

柴田先生のご実家は友禅染めの染屋さんだそうです。なので子供の頃から染めの世界が当たり前の環境だったのですが、染織に進まず先生は陶磁器の道に進まれました。先生曰くは「自分は職業は何かと言われれば、陶芸家になるわけですが感覚としては、染め物をやっている感覚の方が強いのです。例えていうなら布のかわりに磁器があり、それに染め付けをしているような感覚でしょうか」と言われます。

今回は画像に掲載していませんが、波が打つような形の作品を先生は得意とされています。陶磁器の世界では珍しいスタイルなのですが、これは実はハンモックで吊り下げてされるという独自の技法を使われます。このスタイルが実は、ご実家の友禅染の原風景が、陶磁器に投影されていったのだろうと、先生は振り返られます。

 「陶磁器に染め物をしている」というお話しが大変印象的であり、先生の原点をかいま見させていただいたような気がします。

 今回出展の作品はデザインを新たにされたものです。「ずっと暖めていたものを今回は形にしました。」と言われますが、常に昨日までの自分を超える努力をなさっている姿は作家魂ここにみたり、ですね。



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「大鉢」

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「花瓶」

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「花瓶」

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「菓子鉢」

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奥が「香炉」

手前が「蓋物」

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「茶碗」

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「注器」

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陶芸ワークショップ
今日10月31日(土)は近藤知子先生と柴田良三先生による陶芸ワークショップがありました。
午前の部、午後の部とありました。
思いを形にするというのは楽しいのでしょうね。皆さん笑いが絶えず楽しそうに作品を作られていました。力がなかなかいるようで汗をかきながらがんばっておられました!

出来た物は先生がご自分の釜で焼き上げて下さり、後日いただけます。

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きざはし会展 岡 弘美先生
岡 弘美(おか ひろみ)先生(人形)

1947年 京都市に生まれる
1968年 京都府立大学女子短期大学部被服科卒業
1985年 人形作家西村喜代に師事
1986年 人形たち展 審査員特別賞受賞
      京都クラフトコンペインターナショナル、京展、入選
1994年 京都工芸ビエンナーレ入選
1995年 日本伝統工芸近畿展 京都新聞社賞受賞
1996年 近畿展 日本工芸会近畿支部長賞受賞
      日本伝統工芸人形展 東京都教育委員会賞受賞
1998年 日本伝統工芸展 奨励賞受賞
1999年 近畿展 日本経済新聞社賞受賞
      日本工芸会正会員

岡弘美先生には今回から参加していただきました。人形はこれまでなかった部門なので、ひとつ入ると「きざはし会展」全体が深みが出てきて素晴らしいですね。今回は先生ご自身にインタビューする機会がなかったので作品の画像を掲載させていただきます。色の見え方が違うのでフラッシュありとなしの画像をそれぞれ掲載します。

「まなざしの行くえ」

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「ひだまり」

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「玉の緒」

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